お節介のプロを目指しています。
人が成長しようとする時間の中では、必ず何かの試練があったり、挫折のようなものがあります。つまづいたり失敗して心が挫けそうになったとき、支えてくれる誰かがいることは、とても大切です。自分のことを思い、側でじっと見守ってくれる人がいるだけで勇気が湧いてくるものではないでしょうか。代々木高等学校には頼もしい仲間のほかにも、「お節介のプロ」を目指すスタッフや大勢の大人たちが関われる仕組みを作っています。私たちは、皆さんを卒業までしっかりと支え、励まし、共に感動を分かち合う伴走者でありたいと思います。
ともに寄り添い、ともに考え、答えにたどり着くお手伝い
みんなの輪にとけ込みづらい生徒がいます。スタッフがその子と世間話をしています。他の子が何気なく近寄ってきて、そばに座りました。その子にも話を振ってみました。笑顔で応えます。最初の子も少し笑いました。コミュニケーションが苦手な子でも共通の話題で小さな友だちの輪ができあがりました。まずはみんなの話をとことん聞きます。何でも話せる安心感が大切です。自分の気持ちを言葉にするお手伝いをします。言葉にできた悩みを一緒に考えます。一緒に答えを見つけましょう。
担任制:
すべてのコースの生徒に必ず担任がつきます。学習、生活、進路などの相談をしっかりと受けとめます。カウンセリングの資格取得や研修を重ねています。
学習・生活支援:
それぞれ担当する担任だけでなく、さまざまな皆さんの高校生活での悩みを受けとめる多様なスタッフがいます。時にチームを組み、連携して皆さんの課題に取り組みます。
発達支援プログラム:
発達特性の悩みを抱えた生徒さんとそのご家族を支援するプログラムです。社会と切り離さずに多様性の中で、自分の特性を活かした社会生活を営めるようにするためにプログラム群です。
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道は一つじゃない。きみを全力で応援する。
ステップアップシステム:
代々木高等学校には一人ひとりに合わせたたくさんのコースがあります。それでもやってみないとわからないというのも正直なところではないでしょうか。そのため、入学後でもその時々の自分の状態や目標に合わせて、多様なコース・サテライト教室に転校することなく、シフトチェンジできる「ステップアップシステム」があります。たとえば、中学時代に不登校を経験された方でも、まずは「週3日通学コース」からはじめて、徐々に毎日通えるコースを目指すことも可能です。
連携サポートシステム:
代々木高等学校では、教育研究機関である「21世紀教育研究所」を展開しており、また多様な外部の教育機関、若者支援機関との連携により、生徒の皆さんの個々の課題に取り組める体制が整っています。代々木高等学校をフルに使い倒して、皆さんの未来に役立ててください。
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カウンセラー、ファシリテーター、コーディネーター、サポーター
皆さんの悩みや課題を解決するために、私たちスタッフは日々研鑽を重ねています。
カウンセラー・メンター:
臨床心理士をはじめ、家族支援カウンセラー、コミュニケーションセラピスト、発達障害学習支援サポーターなど有資格者が常駐しております。
ファシリテーター・コーディネーター:
各コースは皆さんの要望を最大限に活かす形でプログラムが組まれていますが、ときに「こんなことやれないかな」と思う場面もあるかと思います。コースやプログラムは常に進化しています。一部のコースでは併用も可能です。思い切って、自分の希望を私たちにぶつけてみてください。新しい答えが見つかるかも知れません。
よよこ~サポーター:
代々木高等学校には卒業生やその保護者、支援者が「サポーター」として登録しています。同じ悩みを乗り越えた人ならではのアドバイスや多様な視野を持った方の応援が皆さんを支えています。
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